シン・エヴァンゲリオン見てきました。
それで、真希波マリってなに? 式波型ってなに? と思ったのでちょっとだけ考えてみます。
ここに映ってるのマリって言われてますね。
マリって永遠の17歳のままってどっかで言われてるんですけど、ぼくにはこの写真、20歳過ぎてない?って見えるんですよね。
このマリが20歳過ぎてるって仮定してみると、いくつか妄想することがあります。
(考察なんていうのはエヴァにおいてはあんまり効果ないかな、と思うんで)
①エヴァの呪いについて
②「仮称・碇シンジくん」について
③綾波型・式波型について
エヴァのパイロットになる少年少女四人(レイ・シンジ・アスカ・マリ)は、エヴァの呪いによって年を取らない、と説明されています。
そして今回のシン・エヴァにおいて、アスカが(以下、ネタバレ)
「式波型」「わたしのオリジナル」ってセリフがありました。
そんでもって、Qの時や今回のシン・エヴァでも赤木リツコおばさんが、10何年の眠りから目覚めたシンジに「仮称・碇シンジくん」的なこと言ってましたね。あとミサトさんも、「碇シンジくん、でいいのよね」みたなこと言ってましたし。
ようは、肉体上は碇シンジくんの完全なるコピーで、そこにシンジの魂も入っているから、遺伝子情報などのデータ上はシンジだ、という意味なんでしょうね。
※これらのセリフが14年経ってるのに外見は変わらないことを指してるにしては、同じ状況のアスカ達がいることになんも言わんのが不可解。
ということは、
レイ → 肉体はシンジのお母さん(ユイ)のクローン、ユイというオリジナルの魂は入ってない
Q以降のシンジ → 肉体は破のシンジのクローン
アスカ → クローン
マリ → ずっとクローン。
みんなクローンなわけですね。
エヴァの世界観は、「肉体と魂」がわけられる(肉体が器で、魂はその入れ物)らしいので、肉体を量産して魂をその中に入れれば、永遠に一定の年齢でいられる、と。
つまりこの写真のマリっていうのは、まだクローンではなかったころなのではないか、と思ったわけです。
シンジを「わんこくん」って呼ぶのは、まだ彼がはいはい(四足歩行)している頃の彼を思い浮かべているから?なんてね。
じゃあアスカがクローンになったのはいつからだとか、シンジを好きになるようプログラムされているっていうセリフとかをどう説明すんだって、言ったら、
①肉体だけでなく魂もコピーできる。つまり、オリジナルたちがシンジを愛したから、それもコピーされちゃう=コピーからすれば、そう運命づけられている(プログラムされている)と言える。
だから、Qでシンジと添い寝してた時のアスカはオリジナルで、破からの十四年の間にクローンになった。
②旧劇からリブートした時の話を引きずっている。
テレビ版からの流れをもう一回やりなおした話なわけですから、その点で、キャラたちはテレビ版・旧劇版のコピーともいえるわけですね。
て感じですかね。
エヴァってほんとたくさん考察があって設定もぐちゃぐちゃしてるんで、もうこれ以上深く立ち入るのはやめます。
にわかでも、映画版といくつかの設定まとめ動画見たら楽しめたんで、良かったです。
完結おめでとうパチパチ。
追記
プロフェッショナル庵野秀明スペシャルを遅ればせながら見ました。
安野モヨコ先生、まんまマリでしたね。笑
作中最強の無敵の女、マリ。
最後にシンジ(秀明)君が選んだのはアスカでもレイでもなく、マリ(モヨコ)だったのです。いや、選んだんじゃなくて、選んでもらった…なのかなあ。
とにかく、監督不行届の続編がでないかな、と思った春でした。
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